商人大学校の講師を終えて・・
日記・エッセイ
もう、だいぶ前になってしまうのですが、7月29日に東京都中小企業振興公社様が主催している「商人大学校」で講師をさせていただきました。
テーマは、「飲食店のコスト管理と数字の把握」という内容でした。
今回のセミナーでは、参加者の方に「利益」に対しての考え方を変えてもらうことを目標にしていました。
「頑張って売って、その結果これくらいの利益が出た」という経営から、「いくらの利益を出すために、いくらの売上が必要で、いくらの費用で抑える」という経営に変化してほしいということをお伝えいたしました。
そのような経営をするために、経営者としてタイムリーに把握しておいてほしい費用とは何かを伝え、その費用の把握方法について説明いたしました。
月の途中でも、その月の最終予想利益が見えるようにすることの重要性も合わせてお伝えいたしました。
どうしてもこのようなテーマですと、かたい内容になってしまいがちで、参加者の皆さんが寝てしまうということになりがちです。
ですので、今回は「損益分岐点分析」などの難しい言葉は一切使わずに行いました。
ガチガチな数字の話を期待していた人には物足りなかったかもしれませんが、参加者の多くの方に何かをお伝えできたのでないかと思っています。