お店に来ているお客様を正しく把握しよう!【売上がドカンと上がるメルマガ2014.01.06号】
飲食店向けメルマガ
あけましておめでとうございます。
飲食店コンサルタントの原島です。
本年もよろしくお願いいたします。
またまた、ずいぶんと久しぶりのメルマガになってしまい、
本当に申し訳ございません。
昨年は、皆様にとってどのような1年でしたか?
そして、今年はどのような1年にしたいですか?
さて、今回のテーマは・・・
『お店に来ているお客様を正しく把握しよう!』です。
テーマだけを見ると、直接売上に直結しないかなと思われるかもしれませんが、
実はとても大切なポイントなんです。
新規の支援先に行くと、
「このお店のお客様は、どのような方が利用されていますか?」
と質問します。
そうますと、多くのお店の方が、なかなかお答えできません。
その時によって、客層も変わるので、正確には答えづらいというのもあると思います。
そこで、客観的なデータが知りたいので、
お客様の人数と客層(性別・年齢・職業)などを
伝票にメモ書きして
記録しておいてもらえませんか?
と、お願いします。
すると、データを取って頂いて2週間くらい経過すると、
「先生、思ったより・・・・ですね」とか、
「まさか、○○の比率がこんなに高いとは思いませんでした」などの感想を
いただきます。
やっぱり、お店を経営されているわけですので、
自分のお店のお客様がどのような方が多いのかを
正しく把握していないとダメですよね。
で、客観的なデータを取ることによって、
お客様の正しい状況が見えたところで、
次の判断になります。
1.今、来ているメインのお客様のターゲットを強化するのか?
2.今、来ていないお客様を来てもらえるようにするのか?
を考えます。
どちらを選択するかは、その状況によります。
そして、どちらかを選択したら、それに向けて作戦を立てて、取り組みます。
それは、メニュー構成の変更やレシピの変更から、レイアウトの変更、販促の媒体の変更まで、
様々なことが考えられます。
その結果、自分たちが狙った客層が増えたのか?減ったのか?を確認します。
そうすることで、自分たちの取り組みが正しかったのか、別の最善の方法があったのかを検証できます。
このような流れを作るためにも、まずは自店舗のお客様を正しく把握することから始めてください。
人間は、印象に残っていることを過大に記憶しますし、見たいように見て、聞きたいように聞いて記憶します。
自分のお店のお客様を正しく把握できていないと、間違った方向に進んでしまいかねません。
手間がかかり、大変な事だとは思いますが、ぜひ取り組んでほしいと思います。