お正月営業の注意点について
日記・エッセイ
いよいよ、今年も終わりですね。
皆様は、どのような1年でしたか?
さて、土壇場になってしまい、申し訳ないのですが、お正月の営業で気を付けてほしいことをお伝えいたします。
ご参考にしていただけると幸いです。
主に、郊外型の店舗をイメージしています。
①お正月のクレームは、大きくなる。
新年の始まりに嫌な事が起きることをお客様は極端に嫌いますので、普段では小さなクレームで終わるものが大きくなる可能性があります。初期対応には、十分ご注意ください。
②4名様以上の入店が多くなるので、団体様の対応を事前に決めておく。
ご親戚が集まり食事に出かけるケースが多いので、4名様以上の割合がとても増えます。お正月は別々の席でのご案内は許してくれませんので、初めから座席レイアウトを変更し、8名様席を増やしておくなどの事前準備が必要です。
③日本酒の熱燗が多く出る。
お正月で注文数が増えるのは熱燗です。普段はホールで計量し、厨房へ渡して、レンジで熱燗にしている店舗も多いと思いますが、このような出数が増えるときは、このオペレーションは大変危険です。厨房の提供時間も遅くなりますし、熱燗も遅くなります。酒燗機などがある店舗は、使用できるように事前に準備しましょう。
④刺身の盛り合わせなど、大皿で華やかなメニューが出る。
テーブルを華やかにしたくなるのがお正月です。普段あまり出ない高額な大皿料理が、通常より増えます。このような重たいメニューは、キッチンがつぶれてしまう可能性があります。事前の準備とポジションへのフォロー体制を決めておき、しっかりと対応できるようにしておきましょう。そして、対応できるようになっていたら、積極的にホールにてお勧めしてください。通常より、かなり高い客単価を狙えるようになると思います。
以上にご注意いただき、お正月期間中に良い営業が出来るように取り組んで頂けたらと思います。
本年は大変お世話になりました。
ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。