団地に住む人の高齢化や、駅前に競合店が出来たために、売上が減少してきている。今後、売上を上げていくためには、どのようにして行けば良いのか教えてほしい。
VOICE&PERFORMANCE お客様の声&実績
EXAMPLE:10東京都 中華料理店
業種 | 中国料理店 |
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立地 | 住宅地(公団団地内) |
客層 | ランチ:30~40代男性 ディナー:家族連れ |
店の特徴 | 駅から少し離れたところにある公団住宅(団地)の中にある中華料理屋。団地の中にあるため、団地の外のお客様は、来店しづらい。 |
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お悩み・困っていたこと
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コンサルティングの流れ
経営者のヒアリング
売上の近況確認
今までの販促策の確認
店舗の外観・内装チェック
外部環境分析
メニュー分析店頭の改善提案(スッキリ明るい店頭へ)
店内の4S指導(整理・整頓)
効果的な販促物の掲示方法についての助言
店舗の今後の方向性の提案(団地内での配達の強化) -
支援の効果
今回は、派遣回数が2回だけの専門家派遣支援であったが、下記の提案を行った。
①店頭の改善
店頭に様々なポスターやメニューなどが貼っているため、店舗の訴求力が低下していた。そのため、不要と思われる掲示物はすべて剥がしてもらい、必要な掲示物だけに絞り、訴求力を高めた。その結果、店頭がすっきりとし、店内の視認性が高まった。②店内の4S指導
店頭同様に、店内にもいろんな掲示物があり、カウンター周辺には様々なボトルや置物が置いてあり、雑然としていた。そのため、お客様に最も訴求したい宴会メニューを目立たせるようにし、それ以外は出来るだけ剥がしたり、収納するように指導した。その結果、カウンター周りが特にすっきりし、厨房の様子がわかるようになった。③団地内での配達の強化
現在、注文があれば配達を行っているが、積極的な取り組みは行ってこなかった。高齢化や共働き世帯の増加など団地住人の社会的変化を考えると、お店で待ちの営業をするのではなく、積極的な攻めの姿勢が必要であると助言を行った。幸いにも団地内にあるということで、配達の距離は近く、一方で住民にとっても団地内の知っている店舗という事で安心感がある。
お持ち帰りで人気がある餃子を中心に、配達用のメニューを構成していくことで、他店との差別化を図りながら、店内での売上減少を補っていく。
当面は、団地内での配達に絞り、人件費や交通費をかけずに取り組んでいくように提案した。まずは、リスクを少なく、そして確実に配達を行っていくことで、すこしづつ事業として成長させていく。今回の支援は2回だけであったが、今後の方向性に迷っている経営者にとって、大きなヒントを得られた支援だったと思う。
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担当者からのメッセージ