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売上が下がってくると、自信が無くなってきてしまいます。

そして、そんな時は他店の取り組みを真似してみたり、常連様の意見などを参考に新しいことに取り組んでみたりしているかもしれません。

どちらも悪いことではありません。

むしろ、そのような姿勢は評価できることです。

ですが、このような時にもっとも怖いのは、自分に自信を失ってしまい、まわりに流されてしまうことです。

それが、もっと深刻になってくると、「あのお店は○○だから」とか「あのお店のようなことまでして売上を上げたくない」などと、ひねた事を言ってしまうようになります。

努力しているお店を素直に認めることが出来なくなり、自身の成長が止まります。

こうなると、働いていても楽しくなく、お店も楽しい雰囲気のお店ではなくなります。

このような状況では、お客様は直感的に楽しいお店ではないと感じ、さらに離れていきます。

そして、さらにもっと怖いのは、自分に自信が無くなると、周りからの目を気にしすぎるようになることです。

特に、職人として修業してきた人は、「○○が、あんなことをしている」とか「○○は料理がわかっていない」と言われたくないなどと思い、積極的な改善が出来ないケースが多くあります。こうしたら良いと分かっているけど動けないという状態に陥ってしまいます。

本当にお客様のためになると思い、自分の考えを信じていれば、そのような外野の声は気にならなくなります。

多くのお店では、売れない理由は考えますが、お客様が、なぜうちのお店を選んでくれているのかの理由を考えられていません。自店舗の強みを再認識してください。

今、もし売上が下がってしまっていたら、お客様が求めていることと、お店で表現できていることが、少しずれている部分があるということです。

「自信」とは、「自ら信じる」と書きます。ぜひ自信を持って、売上を上げるための取り組みに挑戦してほしいと思います。