飲食店コンサルティング株式会社STAYDREAMは、飲食店の経営をトータルにサポートいたします

お店によって異なるとは思いますが、「夏休み」は、売上をかなり期待できる時期です。

お店として、機会損失をすることなく、しっかりと売り切ってほしいと思います。

そのためにも、今の時期にはスタッフの作業効率の向上に取り組んでほしいと思います。

作業効率を上げるためには、まず現在のスタッフの動きをよく観察しましょう。

そして、「止まっている」「探している」「待っている」などのムダな作業時間が発生していないかを確認しましょう。

そして、そのようなムダな時間を見つけることが出来たら、なぜそのような時間が発生してしまっているのか、原因を考えてみましょう。

例えば、

「止まっている」ことが多ければ、ポジションによる作業負荷にバラつきがあるのかもしれませんし、自分で仕事を見つけて動けるようにトレーニングが出来ていないのかもしれません。

「探している」ことが多ければ、定位置管理が出来ていなくて、モノを探すことに時間が掛かっているかもしれません。

「待っている」ことが多ければ、食器が少なくて、洗い場待ちになっているかもしれませんし、同じ場所でしかできない作業が多く、スタッフが順番待ちで待ってしまっているのかもしれません。

このような仮説を立て、原因を探していきます。そして、その原因を特定出来たら、改善できる方法を考え、スタッフに提案しましょう。

でも、ここで注意が必要です。実際に作業の改善に取り組んでくれるのは、現場のスタッフの皆さんなので、スタッフの納得が無ければ、新しい方法は受け入れてくれません。

新しい方法に変更するということは、抵抗感があるものです。

どのような事が発生していて、それはこのような原因なので、このような方法に変更したいと伝え、理解してもらいましょう。

このようにして、現場の作業改善を図りながら、顧客満足を高め、売上を上げていくのが、現場の店長の仕事です。

この時期だからこそ再度スタッフの動きを確認し、作業の無駄を発見し、改善することで、「夏休み」はしっかりと売り切ってほしいと思います。