飲食店コンサルティング株式会社STAYDREAMは、飲食店の経営をトータルにサポートいたします

メニューアイテム数を減らしたいけど、減らすことが出来ない。

そのメニューが好きな常連様の顔が浮かび、やめられない。

なんてお悩みも多く聞きます。

 

メニュー数を絞ると、客数が減り、売上が下がってしまうのではないかと心配でなかなか決断できないと思います。

 

そこで、メニューが多すぎることによる弊害を改めて考えてみましょう。

 

まず1つ目の弊害は、メニューが多いことにより、オペレーションが煩雑になることです。

その結果、料理の提供時間が遅れ、お客様の満足度が下がります。

さらに、スタッフはムダな動きが増え、疲弊していきます。

 

2つ目の弊害は、多くの食材を使用することで、それぞれの食材の使用頻度が下がり、鮮度が落ち、料理の品質が低下してしまうことです。当然、食材のロスも増えるようになります。

 

3つ目の弊害としては、様々なメニューが増えることで、お客様から見て何のお店かわかりづらくなり、集客力が下がってしまうことです。

 

4つ目の弊害としては、新規のお客様が、お勧めメニューではなく、他のメニューを食べてしまい、その結果お店のファンになりづらくなるということです。

 

上記に述べたような弊害が、メニューが多すぎることでお店では起きています。

メニューアイテムを増やす事は、顧客ターゲットを広げたり、お客様の利用動機を増やしたり、常連客の利用頻度を高めることに有効です。

 

しかし、アイテム数が増えすぎてしまうと、その効果も薄れ、管理コストも増え、前述のような弊害が起きてしまいます。

 

毎日数食売れているからといって、お客様に支持されているメニューであるとは限りません。他に食べたいものが無いから売れているだけかもしれません。
お店のコンセプトに合っているメニューなのか？

 

他店と差別化出来るメニューなのか？

 

お客様の利便性を考えた必要なメニューなのか？など、

 

もう一度、自店舗のメニューを確認してみましょう。ときには、勇気を持って、メニューを減らすことも必要です。

 

そのかわり、お店の看板メニューを常に磨き続け、「○○が食べたいから、□□に行こう」と言われるお店を目指すべきだと思います。