飲食店コンサルティング株式会社STAYDREAMは、飲食店の経営をトータルにサポートいたします

店舗数が増え、クレームが増えてくると、経営者からこのようなご相談を受けます。

その時に、お話をしているのが、「ミステリーショッパーを活用することで得たい結果はなんですか？」と聞きます。

そうしますと、「自分（経営者）がいない時に店舗でどのような事が行われているのかを知りたい」との返事を頂く機会が多いです。

で、そのような場合に調査結果として知りたいことが
・「飲食店のプロとしての目で見た情報が欲しいのか？」
・「消費者として利用して、感じたことを知りたいのか？」
が、明確になっていないケースがあります。

まず、経営者はどちらの目的なのかをはっきりさせてください。
ここがポイントです。

そうしないと、知りたい事と報告されてくることにギャップがあり、調査結果がうまく活用されません。

知りたいポイントが明確になってから、ミステリーショッパーをしている会社にご相談してください。
そして、必ず調査をしている人がどのような人たちで、どのような方法で調査しているのかを確認してください。

自分の支援先で、支援前や支援中に入ったミステリショッパーの結果を見させていただくと、その後活用できない報告書がほとんどです。

銀行さんなどに調査をお願いしたほうが、消費者の感覚で店舗にとって役立つことを伝えてくれます。

それは、なぜか？と言いますと、ミステリーショッパーの調査員が、飲食店を詳しく知らないコンサルタントが実施していることが多いからです。

飲食店を良く知らないで、中途半端にコンサルっぽいことを言っているので、実用的でなく、見当違いのことが散見されます。

客単価2500円くらいの居酒屋で客単価3500円くらいのサービスが出来ていないと、平気で減点してきます。
これでは、消費者の感覚に合致していなく、店舗でも活用できません。

これで、店長の評価が決まったりしたら、あまりにも可哀そうです。

上記の２つの目的を明確にして、それに合致する方にきちんと調査してもらうようにしてください。